【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:Uアローズ、ディスコ、アスクル、ANAHD
■ユナイテッドアローズ <7606> 5,490円 +330 円 (+6.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率8位
SMBC日興証券が1日付でUアローズ <7606> の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を4600円→5700円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、14年の秋冬商材の価格引き上げによる売上苦戦と、発生した過剰在庫の処分に伴う粗利率の低下は、16年3月期第2四半期で峠を越えたと指摘している。同証券では、売上回復と粗利益率改善を踏まえ、16年3月期の営業利益を118億円→128億円(会社計画は116億円)、17年3月期を130億円→151億円に、18年3月期を138億円→167億円にそれぞれ引き上げた。
■ディスコ <6146> 9,140円 +550 円 (+6.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率7位
ディスコ<6146>の株価は堅調推移。同社は1日取引終了後、16年3月期第2四半期の単独売上高を発表、前年同期比3.0%減の279億3700万円だった。第1四半期を合わせた累計では同1.8%増の572億8200万円となった。第1四半期に活発化した半導体・電子部品メーカー各社の設備投資は徐々に減少している状況。精密研削装置(グラインダ)の出荷が底堅く推移したことで、精密加工装置の売上高は比較的高い水準となった。消耗品である精密加工ツールの売上高も堅調だった。
■アスクル <2678> 4,800円 +265 円 (+5.8%) 11:30現在 東証1部 上昇率10位
アスクル<2678>が大幅反発。1日の取引終了後に発表した9月の月次業績で、単体売上高が前年同月比10.9%増となり、6カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。主力のBtoB事業が同7.7%増と引き続き堅調だったほか、成長分野のLOHACOも同51.6%増と好調に推移したことが貢献した。
■ワークマン <7564> 7,200円 +170 円 (+2.4%) 11:30現在
1日、ワークマン <7564> [JQ]が月次売上動向(速報)を発表。9月度の既存店売上高は前年同月比10.5%増と3ヵ月連続でプラスとなったことが買い材料視された。シルバーウィーク前までの全国的な気温低下や台風の影響により、靴下・肌着などのインナー類やレインウエア・長靴などの雨具類が好調だった。また、作業手袋や作業靴の販売も伸びた。
■ANAホールディングス <9202> 343.4円 +6.6 円 (+2.0%) 11:30現在
ANAホールディングス<9202>が3日続伸。クレディ・スイス証券では、8月までの輸送実績を勘案して、16年3月期第2四半期の国際線輸送は計画を10%以上上回ると予想。国内線ではチャーター便が第2四半期のロードファクターを前年比2%ポイント上昇させ約70%に押し上げるとみて、レーティング「アウトパフォーム」を継続。目標株価を415円から440円に引き上げている。
■高島屋 <8233> 989円 +13 円 (+1.3%) 11:30現在
高島屋<8233>が3日続伸。1日の取引終了後に発表した9月度の店頭売上速報で、高島屋単体と国内百貨店子会社を含む17店合計の売上高は前年同月比3.9%増と6カ月連続で前年実績を上回っており、これを好感した買いが入っている。前年に比べて休日が1日多かったことで、紳士雑貨や婦人雑貨、特選衣料雑貨、宝飾品、子供服ホビー、リビング用品、美術品、食料品、食堂などが伸長した。特にインバウンド需要の高い婦人雑貨や特選衣料雑貨、宝飾品が大きく伸長した。なお、免税販売額は前年比3倍弱となった。
■三越伊勢丹 <3099> 1,876円 +17 円 (+0.9%) 11:30現在
三越伊勢丹ホールディングス<3099>が3日続伸。1日の取引終了後に発表した9月度の国内百貨店事業売上速報で、三越伊勢丹合計の売上高(法人外商を除く)が前年同月比1.2%増と6カ月連続で前年実績を上回っており、これを好感した買いが入っている。9月は、月前半に雨や台風の影響を受けたものの、引き続きインバウンドの押し上げもあり時計・宝飾品や婦人雑貨が好調。また、秋物の買い替え需要でスカーフ、マフラーなどの雑貨や、婦人のスーツ、ブラウス、紳士ではスポーツコートやジャケットなどの動きが目立ち、これらが売り上げ増に寄与した。
■エイチーム <3662> 1,619円 +2 円 (+0.1%) 11:30現在
エイチーム<3662>は堅調。同社は1日、スマホ向けゲーム「ビッグバンギャラクシー」を世界158カ国のグーグルプレイとApp Storeを通じて配信を開始したことを発表した。「ビッグバンギャラクシー」はフル3Dグラフィックスを用いて宇宙を舞台にした本格SFストラテジーゲーム。プレイヤーは戦艦を操作し、フル3Dで表現された世界で臨場感のあるバトルが体感できる。
■ナガイレーベン <7447> 2,055円 -200 円 (-8.9%) 11:30現在 東証1部 下落率トップ
ナガイレーベン<7447>が3日ぶりに急反落、東証1部の値下がり率ランキングでトップ。1日引け後に15年8月期の連結決算を発表した。売上高は前の期比0.4%減の161億5000万円、営業利益は同2.2%減の48億1300万円で着地した。主力のヘルスケアウェアは第4四半期に健闘し前年並みまで回復、患者・手術ウェアの周辺市場も順調に拡大したもの、ユーティリティウェア、ドクターウェアの落ち込みにより、過去最高だった14年8月期並みの売上にとどまった。同時発表の16年8月期の連結売上高は前期比2.2%増の165億円、営業利益は同横ばいの48億1400万円の見通し。今期の業績回復を期待していた向きにとっては物足らない見通しとなり、失望売りが出ているようだ。
■IIJ <3774> 1,999円 -116 円 (-5.5%) 11:30現在 東証1部 下落率4位
インターネットイニシアティブ<3774>が急反落。SMBC日興証券では、主力の法人向けインターネット接続サービスやMVNO事業は堅調なものの、クラウド事業ではゲーム系大口顧客の売上減少に加えて、11月に予定している新サービスの提供開始を前に一般企業向けの契約獲得が鈍化、足元の業績拡大ペースは緩やかと指摘。16年3月期第2四半期は、MVNOにかかるネットワーク接続料の過払い調整による費用の一時的な減少がなくなる影響などにより、前年同期比で3億円の減益と推測。レーティング「2」と目標株価2100円を継続している。
■不二越 <6474> 483円 -27 円 (-5.3%) 11:30現在 東証1部 下落率8位
不二越<6474>は3日ぶり反落。同社は1日の取引終了後、15年11月期第3四半期累計(14年12月~15年8月)の連結決算を発表。売上高は1623億3100万円(前年同期比0.6%減)、営業利益は146億7700万円(同1.6%増)、純利益は87億7000万円(同15.1%増)と売上高では小幅減収となった。機械工具事業は、自動車や航空機、産業機械分野における国内外の需要取り込みに加え、工具やロボットでの新商品投入が奏効したものの、部品事業は日系自動車メーカーの減産の影響を受けている。通期業績は売上高2250億円(前期比3.1%増)、営業利益205億円(同10.4%増)、純利益120億円(同20.8%増)の従来見通しを据え置いた。
●ストップ高銘柄
ソースネクスト <4344> 519円 +80 円 (+18.2%) ストップ高 11:30現在
アイサンテクノロジー <4667> 1,370円 +68 円 (+5.2%) 11:30現在
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
SMBC日興証券が1日付でUアローズ <7606> の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を4600円→5700円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、14年の秋冬商材の価格引き上げによる売上苦戦と、発生した過剰在庫の処分に伴う粗利率の低下は、16年3月期第2四半期で峠を越えたと指摘している。同証券では、売上回復と粗利益率改善を踏まえ、16年3月期の営業利益を118億円→128億円(会社計画は116億円)、17年3月期を130億円→151億円に、18年3月期を138億円→167億円にそれぞれ引き上げた。
■ディスコ <6146> 9,140円 +550 円 (+6.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率7位
ディスコ<6146>の株価は堅調推移。同社は1日取引終了後、16年3月期第2四半期の単独売上高を発表、前年同期比3.0%減の279億3700万円だった。第1四半期を合わせた累計では同1.8%増の572億8200万円となった。第1四半期に活発化した半導体・電子部品メーカー各社の設備投資は徐々に減少している状況。精密研削装置(グラインダ)の出荷が底堅く推移したことで、精密加工装置の売上高は比較的高い水準となった。消耗品である精密加工ツールの売上高も堅調だった。
■アスクル <2678> 4,800円 +265 円 (+5.8%) 11:30現在 東証1部 上昇率10位
アスクル<2678>が大幅反発。1日の取引終了後に発表した9月の月次業績で、単体売上高が前年同月比10.9%増となり、6カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。主力のBtoB事業が同7.7%増と引き続き堅調だったほか、成長分野のLOHACOも同51.6%増と好調に推移したことが貢献した。
■ワークマン <7564> 7,200円 +170 円 (+2.4%) 11:30現在
1日、ワークマン <7564> [JQ]が月次売上動向(速報)を発表。9月度の既存店売上高は前年同月比10.5%増と3ヵ月連続でプラスとなったことが買い材料視された。シルバーウィーク前までの全国的な気温低下や台風の影響により、靴下・肌着などのインナー類やレインウエア・長靴などの雨具類が好調だった。また、作業手袋や作業靴の販売も伸びた。
■ANAホールディングス <9202> 343.4円 +6.6 円 (+2.0%) 11:30現在
ANAホールディングス<9202>が3日続伸。クレディ・スイス証券では、8月までの輸送実績を勘案して、16年3月期第2四半期の国際線輸送は計画を10%以上上回ると予想。国内線ではチャーター便が第2四半期のロードファクターを前年比2%ポイント上昇させ約70%に押し上げるとみて、レーティング「アウトパフォーム」を継続。目標株価を415円から440円に引き上げている。
■高島屋 <8233> 989円 +13 円 (+1.3%) 11:30現在
高島屋<8233>が3日続伸。1日の取引終了後に発表した9月度の店頭売上速報で、高島屋単体と国内百貨店子会社を含む17店合計の売上高は前年同月比3.9%増と6カ月連続で前年実績を上回っており、これを好感した買いが入っている。前年に比べて休日が1日多かったことで、紳士雑貨や婦人雑貨、特選衣料雑貨、宝飾品、子供服ホビー、リビング用品、美術品、食料品、食堂などが伸長した。特にインバウンド需要の高い婦人雑貨や特選衣料雑貨、宝飾品が大きく伸長した。なお、免税販売額は前年比3倍弱となった。
■三越伊勢丹 <3099> 1,876円 +17 円 (+0.9%) 11:30現在
三越伊勢丹ホールディングス<3099>が3日続伸。1日の取引終了後に発表した9月度の国内百貨店事業売上速報で、三越伊勢丹合計の売上高(法人外商を除く)が前年同月比1.2%増と6カ月連続で前年実績を上回っており、これを好感した買いが入っている。9月は、月前半に雨や台風の影響を受けたものの、引き続きインバウンドの押し上げもあり時計・宝飾品や婦人雑貨が好調。また、秋物の買い替え需要でスカーフ、マフラーなどの雑貨や、婦人のスーツ、ブラウス、紳士ではスポーツコートやジャケットなどの動きが目立ち、これらが売り上げ増に寄与した。
■エイチーム <3662> 1,619円 +2 円 (+0.1%) 11:30現在
エイチーム<3662>は堅調。同社は1日、スマホ向けゲーム「ビッグバンギャラクシー」を世界158カ国のグーグルプレイとApp Storeを通じて配信を開始したことを発表した。「ビッグバンギャラクシー」はフル3Dグラフィックスを用いて宇宙を舞台にした本格SFストラテジーゲーム。プレイヤーは戦艦を操作し、フル3Dで表現された世界で臨場感のあるバトルが体感できる。
■ナガイレーベン <7447> 2,055円 -200 円 (-8.9%) 11:30現在 東証1部 下落率トップ
ナガイレーベン<7447>が3日ぶりに急反落、東証1部の値下がり率ランキングでトップ。1日引け後に15年8月期の連結決算を発表した。売上高は前の期比0.4%減の161億5000万円、営業利益は同2.2%減の48億1300万円で着地した。主力のヘルスケアウェアは第4四半期に健闘し前年並みまで回復、患者・手術ウェアの周辺市場も順調に拡大したもの、ユーティリティウェア、ドクターウェアの落ち込みにより、過去最高だった14年8月期並みの売上にとどまった。同時発表の16年8月期の連結売上高は前期比2.2%増の165億円、営業利益は同横ばいの48億1400万円の見通し。今期の業績回復を期待していた向きにとっては物足らない見通しとなり、失望売りが出ているようだ。
■IIJ <3774> 1,999円 -116 円 (-5.5%) 11:30現在 東証1部 下落率4位
インターネットイニシアティブ<3774>が急反落。SMBC日興証券では、主力の法人向けインターネット接続サービスやMVNO事業は堅調なものの、クラウド事業ではゲーム系大口顧客の売上減少に加えて、11月に予定している新サービスの提供開始を前に一般企業向けの契約獲得が鈍化、足元の業績拡大ペースは緩やかと指摘。16年3月期第2四半期は、MVNOにかかるネットワーク接続料の過払い調整による費用の一時的な減少がなくなる影響などにより、前年同期比で3億円の減益と推測。レーティング「2」と目標株価2100円を継続している。
■不二越 <6474> 483円 -27 円 (-5.3%) 11:30現在 東証1部 下落率8位
不二越<6474>は3日ぶり反落。同社は1日の取引終了後、15年11月期第3四半期累計(14年12月~15年8月)の連結決算を発表。売上高は1623億3100万円(前年同期比0.6%減)、営業利益は146億7700万円(同1.6%増)、純利益は87億7000万円(同15.1%増)と売上高では小幅減収となった。機械工具事業は、自動車や航空機、産業機械分野における国内外の需要取り込みに加え、工具やロボットでの新商品投入が奏効したものの、部品事業は日系自動車メーカーの減産の影響を受けている。通期業績は売上高2250億円(前期比3.1%増)、営業利益205億円(同10.4%増)、純利益120億円(同20.8%増)の従来見通しを据え置いた。
●ストップ高銘柄
ソースネクスト <4344> 519円 +80 円 (+18.2%) ストップ高 11:30現在
アイサンテクノロジー <4667> 1,370円 +68 円 (+5.2%) 11:30現在
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース