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【通貨】外為サマリー:1ドル119円90銭台で推移、米雇用統計を意識の展開

 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=119円90銭台と前日に比べ20銭前後のドル安・円高で推移している。
 前日のニューヨーク市場は、米9月製造業景況感指数が50.2と市場予想(50.6)を下回った。これを受け、ドルは一時119円49銭まで値を下げる場面もあった。
 この日の東京市場に移ってから朝方は119円70銭台で取引されたが、9時過ぎ以降は119円90銭台に値を上げている。ただ、120円ラインを前に頭を押さえられる展開となっている。
 今晩は米9月雇用統計が発表される。市場予想は非農業部門雇用者数が20万1000人増、失業率が5.1%。米国の年内利上げを巡る論議を左右する重要指標の発表を前に手控え気分も出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1190ドル前後、対円では1ユーロ=134円20銭前後と堅調に推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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