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【市況】概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は小幅続伸、弱い経済指標が足かせに


【ブラジル】ボベスパ指数 45313.27 +0.56%
1日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比253.93ポイント高(+0.56%)の45313.27で取引を終えた。45547.33まで上昇した後、一時44788.93まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは33、値下がりは31、変わらず0であった。

中国はこの日から国慶節の長期休日に入ったが、政府が景気刺激策を打ち出すとの期待があるといわれ、ブラジル株の買いにもつながったもよう。また、1日発表のブラジルの9月製造業PMIが上昇に転じたことも(結果47.0、8月が45.8)、買い材料になった可能性。一方、欧米株安やNY原油先物の続落が、ブラジル株の重石になったとみられる。

【ロシア】MICEX指数 1626.97 -0.97%
1日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は、前日比16.00ポイント安(-0.97%)の1626.97で取引を終了した。1649.52から1616.87まで下落した。

この日発表の米国の9月ISM製造業景況指数が予想以上に低下したことをきっかけに、欧米で株安となり、ロシア株も連れ安になったもよう。また、ロシア軍のシリアでの空爆に対して、米国は、ISではなく反アサド勢力を狙った可能性があるとして批判的な見方を示しており、米ロの対立がかえって深まる懸念も売りにつながったとみられる。

【インド】SENSEX指数 26220.95 +0.25%
1日のインドSENSEX指数は小幅に3日続伸。前日比66.12ポイント高(+0.25%)の26220.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.00ポイント高(+0.03%)の7950.90で取引を終えた。

高く寄り付いた後はしばらく高値圏でもみ合ったが、後半に上げ幅を急速に縮小させた。弱い経済指標が足かせに。この日に発表された9月の日経インド製造業購買担当者指数(PMI)は51.2となり、前月の52.3と市場予想の52.0を下回った。これは7カ月ぶりの低水準を記録した。

【中国本土】休場

《NH》

 提供:フィスコ

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