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2015年10月02日08時31分

【市況】前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も全体としては底堅さが意識されやすい


2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:利食い優勢も全体としては底堅さが意識されやすい
■外資系証券の注文動向:差し引き620万株の買い越し
■前場の注目材料:自動運転タクシー 来年初めにも実証実験へ


■利食い優勢も全体としては底堅さが意識されやすい

2日の東京市場はこう着感の強い相場展開になろう。1日の米国市場は2日の雇用統計の結果を見極めたいとのムードのなか、まちまちの展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の17630円となり、この流れを受けて連日の大幅上昇に対する利益確定も出やすいだろう。

ただし、短観9月調査の結果を受けて、日銀による追加の緩和政策への期待は強く、押し目買い意欲は次第に高まる可能性がある。米雇用統計を控えていることや週末要因から様子見ムードが次第に強まると考えられるが、全体としては底堅さが意識されやすいだろう。米雇用統計を見極めたいとするものの、米国の12月の利上げがコンセンサスであり、波乱の展開は考えづらい面もある。

物色としては追加緩和期待を背景とした金融株や、マイナンバーやTPPなどのテーマ株。中国の国慶節からの大型連休を背景としたインバウンド関連等が引き続き注目されそうだ。その他、足元で売り込まれていた素材や輸出関連などへは、いったんはポジション調整とみられるショートカバーなども意識されやすいと考えられる。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き620万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り750万株、買い1370万株、差し引き620万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

9月25日(金):1390万株の売り越し
9月28日(月):30万株の買い越し
9月29日(火):1600万株の売り越し
9月30日(水):890万株の買い越し
10月1日(木):600万株の買い越し


■前場の注目材料

・ゴールドマンサックス、12月の米利上げ、金融市場の準備は大方整った
・9月米自動車販売、GMや日産<7201>が予想上回る
・自動運転タクシー 来年初めにも実証実験へ


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:30 8月有効求人倍率(予想:1.21倍、7月:1.21)
・08:30 8月失業率(予想:3.3%、7月:3.3%)
・08:30 8月家計調査・消費支出(前年比予想:+0.3%、7月:-0.2%)

<海外>
・10:30 豪・8月小売売上高(前月比予想:+0.4%、7月:-0.1%)
・10:30 ドラギECB総裁講演(NY)

《SY》

 提供:フィスコ

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