市場ニュース

戻る
 

【通貨】10月1日のNY為替概況


 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円49銭まで下落後、119円96銭まで反発し119円85銭で引けた。

米国の9月ISM製造業景況指数が予想を下振れほぼ2年ぶりの低水準に落ち込んだこと、週次新規失業保険申請件数が予想を上振れほぼ1ヶ月ぶりの高水準となったことを嫌気したドル売りが加速した。その後、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁が10月FOMCでの利上げの可能性を示唆したためドルは下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.1152ドルから1.1209ドルへ上昇し、1.1190ドルで引けた。ユーロ・円は、133円52銭から134円22銭へ上昇。米国株式相場の回復に連れてリスク回避の円買いが後退した。

ポンド・ドルは、1.5180ドルから1.5127ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9786フランから0.9724フランまで下落した。



[経済指標]

・米・9月ISM製造業景況指数:50.2(予想:50.6、8月:51.1)・米・8月建設支出:前月比+0.7%(予想:+0.5%、7月:+0.4%←+0.7%)・米・先週分新規失業保険申請件数:27.7万件(予想:27.1万件、前回:26.7万件)

《KY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均