市場ニュース

戻る
2015年10月01日17時11分

【市況】追加緩和への思惑から出遅れ修正の動きにも【クロージング】


1日の日経平均は大幅に続伸。334.27円高の17722.42円(出来高概算23億1000万株)で取引を終えた。米国市場では9月のADP雇用統計で民間部門の雇用者数が前月比20万人増と予想を上回ったことが好感され、NYダウは235ドル高となった。また、日銀が発表した企業短期経済観測調査(短観9月調査)は、大企業・製造業の業況判断が6月調査から3ポイント悪化してプラス12となり、3四半期ぶりに悪化した。悪化は想定内となるなか、日銀による追加の緩和政策への思惑が高まった。この海外株高のほか、金融緩和期待を背景に終日強含みの相場展開となっている。また、中国市場が国慶節の大型連休に入っており、日中の相場変動リスクも限られていたとみられる。

週末に米雇用統計を控えていることもあり、引き続き売買高は膨らみづらい状況が続くことになろう。また、欧州の自動車問題等に関連する動きのほか、中国の景気減速への懸念から、積極的な売買は手控えられる可能性が高い。一方で、短観9月調査の悪化により、経済・物価情勢の展望(展望リポート)を策定する10月30日の金融政策決定会合で、追加緩和に踏み切る可能性が高まっている。売られ過ぎの銘柄等には出遅れ修正の動きが強まってくる展開が意識されてきそうだ。

《AK》

 提供:フィスコ

【関連記事・情報】

日経平均