【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … アダストリア、ミルボン、キユソ流通 (9月30日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の9月29日から9月30日の決算発表を経て10月1日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ダイセキS <1712>
16年2月期の連結経常利益を従来予想の17億円→18億円(前期は12.2億円)に6.2%上方修正し、増益率が39.1%増→47.7%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.2 アダストリア <2685>
16年2月期の連結経常利益を従来予想の70億円→143億円(前期は64.5億円)に2.0倍上方修正し、増益率が8.5%増→2.2倍に拡大する見通しとなった。
★No.3 クラウディア <3607>
15年8月期の連結経常利益は前の期比78.6%減の1.2億円に落ち込んだが、16年8月期は前期比3.3倍の4.2億円にV字回復する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<1712> ダイセキS 東1 +13.07 9/30 上期 103.78
<2685> アダストリア 東1 +11.26 9/30 上期 282.89
<3607> クラウディア 東1 +10.86 9/30 本決算 230.71
<4919> ミルボン 東1 +9.28 9/30 3Q 18.15
<7921> 宝印刷 東1 +6.30 9/30 1Q 30.57
<6083> ERIHD 東1 +5.05 9/30 1Q 黒転
<3919> パイプドHD 東1 +4.13 9/30 上期 9.54
<9369> キユソ流通 東1 +1.39 9/30 3Q 52.37
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10月1日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース