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【市況】東京株式(前引け)=円安連動で上げ幅広げる

 1日前引けの日経平均株価は前日比302円高の1万7690円と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は10億8784万株、売買代金概算は1兆1933億3000万円。値上がり銘柄数は1358、値下がり銘柄数は418、変わらずは116銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが大幅続伸をしたことを受け主力株中心に買い優勢の展開となった。寄り前発表の9月の日銀短観は大企業製造業DIが前回調査から悪化したものの、非製造業の景況感が改善傾向にあり、市場も消化難で寄り後は伸び悩む場面もあった。中国PMIへの反応も限定的だった。ただ、個別に買い意欲は旺盛で、その後は円安に振れた為替と連動するかたちで上げ幅を拡大した。
 個別では三菱UFJ<8306>が高く、トヨタ<7203>、日産自<7201>など自動車株も買われた。ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、村田製<6981>など値がさ株も値を飛ばした。フォスター電<6794>、トヨタ紡織<3116>なども急伸。半面、科研製薬<4521>が急落、スター精密<7718>、ワタミ<7522>なども大きく値を下げた。ユーグレナ<2931>も安い。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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