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【市況】東京株式(寄り付き)=米株続急伸受けて買い優勢

 1日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比91円高の1万7479円と続伸。前日の米国株市場ではNYダウが230ドル強の大幅続伸をみせたことで、東京市場でもリスク回避ムードが後退している。米国では発表されたADP全米雇用リポートでは非農業者雇用者数が前月比20万人の増加で、米景気回復を裏付ける材料として株価にポジティブに働いた。外国為替市場では1ドル=120円を割り込む水準でもみ合いが続いており、輸出株には中立要因。寄り前の9月の日銀短観は大企業製造業DIがプラス12で市場コンセンサスと大きなズレはなく全体相場への影響は限定的とみられる。また、きょうは9月の中国PMI発表が控えており、上海株市場の動向と合わせて全体相場の波乱材料となる可能性もある。寄り付き時点で業種別では33業種中、高いものが多く、値上がり上位ではその他金融、精密機器、鉄鋼、不動産、その他製品など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年10月01日 09時04分

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