市場ニュース

戻る
 

【市況】1日の株式相場見通し=買い戻し優勢で続伸、日銀短観の内容を注視

 1日の東京株式市場は、寄り付き前に発表される日銀短観9月調査の内容に左右される展開となりそうだ。ただ、きょうの急反発の勢いが持続するとの見方もあり、日経平均株価は続伸歩調となりそうだ。
 30日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比235.57ドル高の1万6284.70ドルと大幅反発した。
 日本、中国、欧州の株式市場が揃って堅調に推移したことを好感し、米株式市場でも買いが優勢となった。また、9月のADP雇用統計で、非農業分野の季節調整済み雇用者数が前月比20万人増と、市場予想平均の同19万人増を上回ったことで、雇用状況の改善が進んでいるとの受け止めが広がったことも買い支援材料となった。
ナスダック総合株価指数は、前日比102.844ポイント高の4620.165と7日ぶりに反発した。
 1日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=119円90銭台での推移となっている。
 日程面では、日銀短観9月調査、9月の大手百貨店5社売上高、9月の新車販売台数、スポーツ庁発足に注目。海外では、米9月のISM製造業景況指数、中国9月の製造業PMI指数、米9月の新車販売、中国国慶節(~7日まで休場)が焦点になる。(冨田康夫)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均