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【市況】日経平均は大幅反発、前日の大幅安の反動にドレッシング買い観測も/相場概況


日経平均は大幅反発。29日の米国株式市場は高安まちまちだったが、NYダウは47ドルの上昇となった。また、前日の大幅な下げの一因とされたスイスの資源商社グレンコアが、29日の欧州市場で急反発を見せたこともあり、日経平均は自律反発の流れが先行し263円高からスタートした。寄り付き後に上げ幅を300円超に広げると、前場はおおむね17200円台でのもみ合いとなった。後場に入ると一段高となり、一時17460.97円(前日比530.13円高)まで上昇する場面があった。月末のドレッシング買い観測も見られた。

大引けの日経平均は前日比457.31円高の17388.15円となった。東証1部の売買高は25億8315万株、売買代金は2兆6008億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、その他金融業、保険業、化学が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>が買われたほか、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>など売買代金上位は全般堅調。ソニー<6758>、KDDI<9433>、マツダ<7261>、日産自<7201>などは5%超の上昇に。また、ニッセンHD<8248>、GCA<2174>、東京エネシス<1945>などが東証1部上昇率上位となった。一方、ディーエヌエー<2432>や長谷工<1808>が軟調。また、JT<2914>が7%近い下落で東証1部下落率2位にランクインしたほか、アルパイン<6816>、鋳鉄管<5612>などが下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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