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【材料】欧州有力証券、自動車セクター決算プレビューでは富士重工の絶好調維持を予想

 UBS証券の自動車セクターの決算プレビューでは、新興国エクスポージャーが低く、ドル・円エクスポージャーが大半の富士重工業<7270>は営業利益率17%超と絶好調維持を予想。トヨタ自動車<7203>は小売台数が前年比減となるも、営業利益率は11%台と過去最高更新を見込み、両社とも為替影響を除くと前年比横ばいと解説。
 スズキ<7269>はインド好調、日本・アセアン低迷に変化がなく、第1四半期比較では、円に対するルピー安と季節性の固定費・経費増がマイナス要因、フォルクスワーゲン関連で約4000億円のキャッシュアウトとなり、今後は単独BS改善のための資金調達方法が注目されると指摘。
 ホンダ<7267>は小型SUVの世界的な販売好調で、為替・品質コストを除いても増益トレンド。ドル高や新興国通貨安影響が下期懸念材料と分析している。
《MK》

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