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2015年09月30日14時20分

【市況】自動車株が軒並み高、長城汽車は35%急騰


30日の香港マーケットでは、自動車株が軒並み急騰。長城汽車(2333/HK)が前日比35.20%高の9.53香港ドル、吉利汽車HD(175/HK)が16.40%高の3.69香港ドル、東風汽車集団(489/HK)が15.39%高の9.67香港ドル、広州汽車集団(2238/HK)が12.31%高の6.48香港ドルで前場の取引を終了した。
政策支援の動きを好感。排気量1.6リッター以下の小型車に対して、中国は車両購置税(自動車取得税)半減策を復活させる。今年10月1日から来年末までの時限措置。減速基調が強まる新車販売市場のテコ入れに動き出す。自動車産業支援策の一環として、29日の国務院常務会議で決定された。
同会議では、新エネルギー車(エコカー)と小型車の販売促進と、「黄標車」(国1基準を満たしていないガソリン車と国3基準を満たしていないディーゼル車)の淘汰を進める方針が改めて確認された。これらの措置は、自動車産業構造の最適化と内需拡大につながるとの認識。新たな経済成長ドライバーを育成するのに有利と判断された。また、エネルギーと環境圧力を緩和させる効果も期待されている。
エコカーについては、関連の支援措置強化を決定。動力電池、燃料電池自動車の研究開発支援や、スマート・インターネットカーのモデル事業推進を今後の指針として確認した。
また「黄標車」に関しては、淘汰作業を確実に行うよう各地方政府に指示。取り組みが滞っている地方に対しては、その責任を問う旨を明示した。また、現行の補助金と合わせて、地方政府の財政予算の一部を淘汰作業向け資金に振り向けることを許可。2017年までに「黄標車」の淘汰を全国規模で完了させるよう求めた。
1.6リッター以下の小型車に対して、中国は09年1月20日から同年12月31日まで、取得税半減策を実  施。その後、2010年まで延長したが、同年末に同優遇措置を打ち切っていた。
小売価格約10万人民元(約189万円)の小型乗用車の場合、取得税はこれまでの8000人民元あまりから4000人民元あまりに半減する。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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