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【市況】東京株式(前引け)=ドレッシング買い期待も背景に反発

 30日前引けの日経平均株価は前日比312円高の1万7243円と反発。前場の東証1部の売買高概算は13億2079万株、売買代金概算は1兆1122億3000万円。値上がり銘柄数は1639、対して値下がり銘柄数は188、変わらずは63銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、朝方から広範囲に買い戻される動きとなった。前日の米国株市場では9月の消費者信頼感指数が予想を大幅に上回ったことでNYダウが反発、その流れを引き継いだ。9月末のドレッシング買いを期待した買いも誘発し、日経平均は一時380円の上昇をみせる場面もあった。中国・上海株が底堅く推移していることや、外国為替市場で1ドル=119円90銭近辺と120円を割り込んで推移してはいるものの、円高傾向に歯止めがかかっていることも買い安心感につながっている。
 個別ではトヨタ<7203>が売買代金断トツで高いほか、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>も買われた。三菱UFJ<8306>などメガバンクも高い。ニッセンHD<8248>が商いを膨らませ大幅高、ユニプレス<5949>、フォスター電機<6794>なども上昇した。半面、JT<2914>が大幅安、ディー・エヌ・エー<2432>も軟調、アルパイン<6816>が急落したほか、スギHD<7649>、長谷工<1808>も安い。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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