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【通貨】外為サマリー:1ドル120円前後に上昇 日経平均反発で値を戻す

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル=120円00銭前後で推移。午前10時00分過ぎに一時、前日午後5時時点に比べ19銭のドル高・円安となる120円03銭をつけている。
 前日急落した日経平均株価が、この日は300円を超える上昇となっており、リスク回避姿勢が後退しドル買い・円売りが優勢の展開。経済産業省が発表した8月の鉱工業生産指数速報は前月比0.5%低下と市場予想(1.0%上昇)を下回ったが市場の反応は限定的だった。
 前日のニューヨーク市場では、米9月消費者信頼感指数が市場予想を上回ったほか、NYダウの上昇もあり一時、120円台に値を上げたが、その後利益確定売りが強まり119円70銭台で取引を終えている。
 あす日銀短観の発表を控えているほか、今晩にイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており、この日の東京市場では買い一巡後は、やや様子見姿勢も出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1247ドル前後と前日に比べ13銭のユーロ安・ドル高で推移。対円では1ユーロ=134円95銭前後と横ばい圏で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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