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【通貨】9月29日のNY為替概況(訂正)


下記のとおり修正します。
(誤)輸出が大幅に増加したため
(正)輸出が大幅に減少したため

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円16銭まで上昇後、119円543銭へ反落し119円70銭で引けた。

米国の9月消費者信頼感指数が予想外に8年ぶりの高水準寸前まで改善したこと、スイスの資源商社グレンコアが「同社に支払能力に関する問題はない」と金融不安を緩和、米国の政府機関閉鎖が回避できる可能性がでてきたことで、リスク回避の動きが後退しドル買い、円売りが一時優勢となった。その後、米国8月の財の貿易統計(速報)で赤字が拡大、輸出が大幅に減少したため米国経済への懸念に債券利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1194ドルへ下落後、1.1268ドルまで反発し1.1255ドルで引けた。予想を下振れたドイツのインフレ指標でユーロ売りが優勢となったのち、米国経済への警戒感を受けたドル売りが再燃。ユーロ・円は、134円28銭まで下落後、134円86銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.5129ドルへ下落後、1.5171ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9742フランから0.9692フランへ下落した。



[経済指標]・米・7月S&Pケース・シラー住宅価格指数:前年比+4.96%(予想:+5.15%、6月:+4.90%←+4.97%)・米・9月消費者信頼感指数:103.0(予想:96.8、8月:101.3←101.5)

《KY》

 提供:フィスコ

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