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2015年09月29日18時39分

【市況】29日の香港市場概況:ハンセン指数は急反落で、2年3ヶ月ぶりの安値に落ち込む


29日の香港市場は、大幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比629.72ポイント(2.97%)安の20556.60ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が281.76ポイント(2.96%)安の9230.50ポイントと、そろって急反落した。ハンセンは約3週ぶりに年初来安値を切り下げ、およそ2年3ヶ月ぶりの安値に落ち込んでいる。売買代金は840億3300万香港ドルに増加した(25日は690億5600万香港ドル)。

本土景気の先行き不安が重し。28日に発表された今年8月の全国工業企業利益が前年同月比で8.8%減となり、減少率が過去最大を記録したことが嫌気された。昨夜の欧米株安も逆風となっている。

ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面安(50のうち49がマイナス)。なかでも石油大手3社株の下げが目立つ。中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が7.7%安、中国石油化工(386/HK)が7.2%安、中国石油天然気(857/HK)が6.5%安で引けた。昨夜の国際原油相場安を売り材料視している。

マカオ・カジノ株も急落。金沙中国(1928/HK)が9.3%安、銀河娯楽集団(27/HK)が7.0%安と売り込まれた。マカオ訪問客が例年よりも減少するとの不安が浮上している。今年の国慶節連休が最大で12連休となるため、本土旅行客は遠方の旅先を選ぶ傾向が強まる見込みと伝えられた。

資源・素材株も軒並み売られる。ニッケル大手の新疆新シン鉱業(3833/HK)が6.6%安、銅生産で中国最大手の江西銅業(358/HK)が4.6%安、アルミニウム中国最大手の中国アルミ(2600/HK)が3.3%安、セメント・非鉄金属材料メーカー大手の中国中材(1893/HK)が6.2%安、鉄鋼メーカーの鞍鋼(347/HK)が5.0%安と値を下げた。

【亜州IR】

《SY》

 提供:フィスコ

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