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【特集】フジコー Research Memo(9):新規事業などを通じた利益成長による増配余地も


■株主還元

フジコー<2405>は、成長に応じた株主への利益還元を重要課題の1つと認識しているが、現状は事業拡大に向けた設備投資に注力する方針としている。2015年6月期は、記念配当2円のあった前期と同額の年9円配(中間5円、期末4円)を実施しており、普通配当では増配とみることができる(配当性向は21.4%)。一方、2016年6月期の配当については、前期比1円増の年10円配(中間5円、期末5円)を予定している(予想配当性向は20.1%)。今後も安定的な配当政策を基本としながらも、新規事業などを通じた利益成長により増配の余地も十分に考えられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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