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2015年09月29日15時43分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):昭電工、ダイハツ、カカクコム、ホンダ

■アルプス電気 <6770>  3,230円  -155 円 (-4.6%)  本日終値
 アルプス電気<6770>は5日続落。同社は28日取引終了後、16年3月期の第2四半期連結業績予想の修正を発表。売上高を3780億円から3940億円(前年同期比11.4%増)へ、営業利益を240億円から310億円(同58.8%増)へ、最終利益を200億円から255億円(同96.7%増)へ、それぞれ大幅に増額した。為替が想定より円安基調で推移したことで輸出採算が改善したほか、車載市場向けやスマートフォン市場向け電子部品が会社側想定を上回って推移したことが売上高および利益を押し上げている。ただ、足もとの好調な業績は株価に織り込まれており、中国スマホ市場の減速などに対する懸念もあって見切り売りが続いている。

■昭和電工 <4004>  127円  -6 円 (-4.5%)  本日終値
 昭和電工<4004>が年初来安値を更新。クレディ・スイス証券では、黒鉛電極の需給改善は16年から17年にずれ込む見通しのため、「当面株価の回復は見込みにくい」と指摘。15年12月期第3四半期決算に向けて短期的な株価調整の可能性を想定して、15年12月期営業利益予想を410億円から380億円(会社計画は400億円)に引き下げ。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を170円から140円に引き下げている。

■ダイハツ工業 <7262>  1,351円  -63 円 (-4.5%)  本日終値
 ダイハツ工業<7262>が大幅続落、年初来安値を更新した。全面安商状のなか、国内大手証券がダイハツの目標株価を引き下げたことが確認されている。同証券は、8月以降、インドネシアやマレーシアで大幅な通貨安が進行している上に、経済環境の悪化でマレーシアの自動車需要は縮小に向かうとみているほか、現地通貨安は換算だけでなく、粗利率の悪化にもつながると解説。ダイハツの目標株価は1560円から1300円へ引き下げられた。投資判断は「リデュース」を継続している。

■カカクコム <2371>  1,852円  -84 円 (-4.3%)  本日終値
 カカクコム<2371>が反落。国内大手証券では、16年3月期7~9月期営業利益は前期比17.6%増益の43億7000万円と予想。4~9月期累計の営業利益は86億5000万円となり、会社の上期計画の83億5000万円を上回ると予想し、今期はプレミアムプラン導入と個人有料会員増加でアップサイドの余地がでてきたと解説。レーティング「バイ」、目標株価2450円を継続している。

■本田技研工業 <7267>  3,477円  -143 円 (-4.0%)  本日終値
 ホンダ<7267>が続落。岡三証券が28日付でレーティング「強気」継続ながら目標株価を5100円から5000円に引き下げた。四輪車販売はアジア、南米とも「HR-V」を主体とする新型車効果が顕在化するものの、日本および一部アジア新興国の販売台数前提を引き下げるとともに、新興国通貨下落の影響を指摘。今16年3月期通期連結営業利益で会社側計画の6850億円(前期実績6706億300万円)に対して同証券では従来予想の8810億円から8400億円へ、来期予想を9760億円から8910億円へ引き下げている。

■藤田観光 <9722>  409円  -13 円 (-3.1%)  本日終値
 藤田観光<9722>に注目したい。椿山荘のほか、ワシントンホテル、ホテルグレイスリーなどビジネス、観光ホテル、リゾート事業を展開している。特に、インバウンド(訪日外国人)需要の高まりで首都圏や京都など観光地のホテルは逼迫状態。今年4月、新宿に開業したホテルグレイスリーはゴジラをテーマにした客室などが話題となり好調に推移している。15年12月期の業績は、ホテル建設による費用増と箱根山噴火の影響などもあり、最終赤字の見通し。ただ、ホテルの室料上昇が寄与し来期以降は、業績のV字回復が見込める。椿山荘などの含み資産も大きく、株価の再評価余地は大きい。

■NTT都市 <8933>  1,077円  -34 円 (-3.1%)  本日終値
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の不動産・REITセクターのリポートでは、賃貸事業はオフィス市場空室率の低下もあり好調に推移していると指摘。貸し手優位のオフィス市場空室率水準となっていることから、各社賃料を引き上げやすい環境が整ってきているとみて、割安感が大きいNTT都市開発<8933>、八重洲口再開発始動の東京建物<8804>、インバウンド需要が強い東急不動産ホールディングス<3289>に注目。J-REITは反発局面とみて、引き続き都心オフィス市況回復を想定。注目銘柄としてジャパンリアルエステイト投資法人<8952>を紹介している。

■DCMホールディングス <3050>  929円  -24 円 (-2.5%)  本日終値
 DCMホールディングス<3050>が3日ぶり反落。同社は28日の取引終了後、16年2月期の連結業績予想の修正を発表。営業収益を従来予想の4391億円から4462億円(前期比3.6%増)へ上方修正、営業利益は180億円(同8.3%増)、純利益は102億円(同13.2%増)の従来予想を据え置いたが、全般の地合い悪に押されている。DCMブランド商品の販売が好調に推移、DCMサンワの完全子会社化が寄与する。

●ストップ高銘柄
 石井表記 <6336>  529円  +80 円 (+17.8%) ストップ高   本日終値
 DNAチップ研究所 <2397>  671円  +100 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値

●ストップ安銘柄
 なし

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