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【通貨】外為サマリー:1ドル119円60銭台に下落、日米株安でリスクオフ姿勢に

 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=119円60銭台に下落。一時、119円58銭まで売られた。NYダウが大幅安となり、この日の日経平均株価も急落していることから、リスクオフ姿勢が高まりドル売り・円買いが優勢となっている。
 中国景気減速懸念が強まり、前日のニューヨーク市場で株価が下落。非鉄価格などが下落していることも警戒されている。前日はニューヨーク連銀のダドリー総裁が年内の米利上げに前向きな姿勢を示したが、世界的な景気減速懸念が強まれば、米国の利上げ実施は一段の先送りもあり得るとの見方が出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1240ドル前後と前日に比べ堅調に推移。対円では1ユーロ=134円60銭前後と横ばい圏で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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