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【材料】大林組が逆行高、補正予算などに期待感 ドイツ証は建設株の目標株価引き上げ

 大林組<1802>が逆行高。全体相場が大幅安となるなか、建設株は底堅く推移しており、大成建設<1801>も朝安後、一時プラス圏に浮上する場面があった。大林組は寄り付きに前日比19円安まで売られたが、売り一巡後は下値に買いが流入している。安倍首相は安保関連法案が成立するとともに「新3本の矢」政策を打ち出しており「ここから経済対策に本腰を入れる」(市場関係者)との期待が浮上。景気減速感が強まるなか、補正予算を策定するとの見方が出ている。
 ドイツ証券は28日、大林組の目標株価を1040円から1150円に見直し投資評価を「バイ」とした。大成建は710円から785円に引き上げた。格付けは「ホールド」としている。ともに工事単価の上昇などを評価している。
 また、清水建設<1803>の目標株価は960円から1000円、鹿島<1812>は540円から565円に引き上げた。格付けは両社とも「ホールド」としている。

大林組の株価は10時25分現在1026円(△12円)
大成建の株価は10時25分現在781円(△1円)





出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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