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【市況】日経平均株価は400円を超える下げ幅、9月8日の安値下回る

 29日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が前週末比300ドルを超える大幅反落となったことなどから、売り先行で日経平均株価は一時、前日比480円安の1万7164円まで売り込まれ、1万7200円台を割り込んでいる。
 9月8日の取引時間中安値の1万7415円を大きく下回っており、1月以来の安値水準で新たな下値模索を強いられる展開となってきた。業種別では、海運、鉄鋼、医薬品、商社、銀行などの下げが目立つなか、東証1部33業種が全面安となっている。
 28日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比312ドル安の1万6001ドルと大幅反落し、8月25日以来ほぼ1カ月ぶりの安値水準となった。中国8月の工業部門企業利益が前年同月比8.8%減と大幅に低下したことで、中国経済に対する懸念が再び広がった。
 29日の東京外国為替市場では、1ドル=119円60銭台と前日に比べて円高・ドル安が進行している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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