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【材料】神戸鋼が値下がり率トップ、中国景気減速など響き16年3月期業績予想を下方修正

 神戸製鋼所<5406>が大幅続落となり、9時35分現在で東証1部の値下がり率トップとなっている。
 28日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1兆9500億円から1兆9000億円(前期比0.7%増)へ、営業利益を同1250億円から950億円(同20.5%減)へ、純利益を同600億円から250億円(同71.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。景気減速の影響が大きい中国を中心に油圧ショベルの需要が想定を下回っていることや、加古川製鉄所における一過性の生産トラブルによる生産量の減少とそれに伴う保全費などのコスト増加、さらにアルミ・銅事業で地金価格の下落に伴い、在庫評価影響の悪化が見込まれることなどが要因としている。

神戸鋼の株価は9時39分現在127円(▼17円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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