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【通貨】明日の為替相場見通し=米経済指標や要人発言を注視

 今晩からあすの東京外国為替市場のドル円相場は、米国の経済指標や要人発言などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=119円70~120円80銭。この日は日経平均株価が軟調な値動きとなるなか、リスク回避の円買いが優勢な展開となり一時120円10銭台をつけた。120円台中盤からは上値を押さえられる展開となり、120円ラインの維持が焦点となっている。今晩は、米国で8月個人所得・消費およびPCEデフレーターが発表される。特に、PCEデフレーターが強含みの結果となれば、ドルは上値を試す可能性が指摘されている。また、米要人発言への関心が高い。ニューヨーク連銀のダドリー総裁が金融政策の講演を予定している。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長に近い立場にあるダドリー総裁の発言への市場の関心は高い。また、依然NYダウや日経平均株価の動向にドル円相場は左右される展開となりそうだ。(岡里英幸)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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