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【材料】銭高組が急反発、日経平均と逆相関の材料株特有の値動き

 銭高組<1811>が急反発。材料株特有のボラティリティの高さが目立つが、特に日経平均株価と全く連動しない値動きが特徴。リニア中央新幹線では最難関工事とされる南アルプストンネルの新設工事で、大手ゼネコンと肩を並べジョイントベンチャー(JV)で受注確保、シールド工法で高実績を持つ同社の実力をいかんなく発揮した。しかし、株価の値運びは既に需給相場入りの様相を示している。日証金では同社株を24日約定分から制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う貸借取引の申し込み停止措置をとっているが、売買自由度の低下も、足もと投機資金の攻勢に陰りはみられない。東証信用残は直近9月18日申し込み現在で売り残、買い残ともに一段と厚みを増すなか、信用倍率が0.7倍とさらに品薄感が増しており、日証金では逆日歩状態が継続している。

銭高組の株価は14時3分現在628円(△34円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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