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【通貨】外為サマリー:1ドル120円台前半で軟調、日経平均下落で売り先行

 28日の東京外国為替市場のドル円相場は軟調。午前10時時点で1ドル=120円40銭前後と前週末に比べ20銭強のドル安・円高で推移している。
 この日の日経平均株価は一時200円を超す下落となり、為替市場でもリスク回避のドル売り・円買いが優勢で一時、120円26銭まで値を下げた。ただ、その後は値ごろ感からの買いも入りやや値を戻している。
 前週末25日のニューヨーク市場で発表された米4~6月期国内総生産(GDP)確報値は、前期比年率3.9%増と市場予想(3.7%増)を上回った。これを受け、ニューヨーク市場では121円20銭台まで上昇したが、上値では売りが優勢で120円50銭前後で取引を終えている。
 今週は週末に米9月雇用統計が発表されるほか、1日には日銀短観が公表される。こうしたなか、国内外の経済指標に相場は左右されそうだ。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1195ドル前後と前週末に比べ 0.0069ドルのユーロ高・ドル安で推移している。対円では1ユーロ=134円84銭前後と同55銭のユーロ高・円安。スペイン・カタルーニャ州議会選で独立派が過半数の議席を獲得と伝えられたが、市場の反応は限定的のようだ。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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