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【市況】10時時点の日経平均は先週末比104円安、大型株の下げはオイルマネー流出との観測


10時時点の日経平均は先週末比104.80円安の17775.71円で推移している。米国株の上昇を受けて東京市場はやや買い優勢でスタートしたものの、先物市場では225先物を中心とした売りを観測。また、TOPIXコア30銘柄も総じて下げるなど大型株の弱さが目立っている。一部ではサウジアラビア通貨庁が原油安に伴い株を売り資金を本国に引き上げているとの指摘。

規模別株価指数では大型株のみマイナス推移となっている。業種別では、鉄鋼、卸売り、パルプ・紙、医薬品が弱い。一方、陸運、倉庫・運輸、不動産、建設、空運などが強い。売買代金上位銘柄では、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、三井物産<8031>、ホンダ<7267>が売られている一方、三菱UFJ<8306>、東京電力<9501>、マツダ<7261>、オリエンタルランド<4661>がしっかり。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

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