【市況】NY原油先物週間見通し:もみあいか、株高なら買いも中国PMIが低調なら売り
■NY原油先物
安値:43.71ドル
高値:48.07ドル
終値:45.70ドル
前週末比(騰落率):1.20%
■上昇、米国産原油の需給改善で買い基調が継続
上昇。米国産原油の需給が改善したことが買い基調の継続につながった。米利上げ先送りの決定後にドルが下落したことも、原油相場を押し上げた。ただ、23日に発表された財新の中国・9月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)が低調で、中国経済の減速懸念から買いを抑える場面もあった。
■もみあいか、株高なら買いも中国PMIが低調なら売り
想定レンジ:43.00~49.00ドル
もみあいか。引き続き米国産原油の需給引き締まり観測から買いが入りそうだ。また、欧米やアジアの株価が上昇すれば、さらに買いやすいとみられる。ただ、10月1日に発表される中国の9月製造業購買担当者景気指数(PMI)が低調だと、エネルギー消費大国の経済減速が改めて意識され、売りが強まる可能性もあろう。
《TN》
提供:フィスコ