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2015年09月27日10時10分

【市況】高岡隆一の【今日のポイントとヒント】 「浮上のキッカケまで休むも相場」


◆調整長期化のリスク

 過去、日経平均株価が上昇基調の52週線を割った場合、2~3ヵ月で直前高値(2万0952円)辺りまで戻すのは希。ほとんどが高値奪回に6ヵ月以上を要している。

 中国が腐敗撲滅を強化し続け景気対策に後ろ向きな場合、中国景気の底入れまで、または世界が中国の低成長を覚悟・受け入れるまでダラダラ調整が続くリスクが出てきた。

 目先なら10月1日、取引前の8時50分に日銀短観、同日には中国のPMIも発表予定で、一段と景気減速を示す内容なら、株安リスクとなる。

◆人口減を放置の「第二幕」に失望

 本来なら安倍政権が成長戦略をより具体化させる必要があるのだが、先日発表のアベノミクス第二幕の内容には失望させられた。特に50年後も日本人1億人維持というくだり。現在の1.3億人から3000万人も減少するのだが、この人口減を放置するという内容だ。

 1.3億人でも1100兆円に迫る借金返済のメドも立たない現状、どうして3000万人も減った将来、借金返済が可能なのか。こういう国に長期の投資資金が入るとは思えない。

 当面、中間決算の内容や五中全会(中国)が浮上のキッカケと考えるが、ここで浮上できない場合は調整長期化も覚悟せねばなるまい。年内高値奪回(日本株)はないと見ている。
 
2015年9月26日 記

情報提供:高岡隆一の株価天気予報


株探ニュース

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