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【市況】豪ドル週間見通し:伸び悩みか、株高期待の後退でリスク選好の買い抑制も


■下落、世界経済の成長鈍化を警戒して売り強まる

先週の豪ドル・円は下落。世界経済の成長鈍化に対する懸念は残されており、リスク選好的な豪ドル買いは後退した。中国経済の先行きに対する不安感は払拭されていないことから、追加利下げの思惑が残されていることも豪ドル売りの一因となったようだ。取引レンジは83円00銭-85円41銭。

■伸び悩みか、株高期待の後退でリスク選好の買い抑制も

今週の豪ドル・円は伸び悩みか。世界経済の成長鈍化に対する懸念は残されており、株価上昇への期待は後退している。上海総合指数などの中国株が弱含みとなった場合、リスク選好的な豪ドル買いは抑制される見込み。ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドルの対円レートは85円前後でもみあう可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・10月2日:8月小売売上高(7月:前月比-0.1%)

・予想レンジ:83円00銭-86円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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