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【市況】【市場反応】米Q2GDP確定値予想以上の上方修正、ドル続伸


外為市場では予想を上振れた米国の国内総生産(GDP)を受けて年内の利上げ観測が強まりドル買いが加速した。ドル・円は120円95銭から121円24銭まで上昇し、10日来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.1164ドルから1.1125ドルへ軟化した。

米商務省が発表した4-6月期国内総生産(GDP)確定値は前期比年率+3.9%と、市場予想の+3.7%を上回り、改定値の+3.7%から上方修正され、昨年7-9月期以降で最大の伸びを記録。また、米国経済の3分の2を占める個人消費も前期比+3.6%と、市場予想の+3.2%を上回り、改定値+3.1%から上方修正され、昨年10-12月期以降で最大の伸びを記録した。

【経済指標】
・米・4-6月期国内総生産(GDP)確定値:前期比年率+3.9%(予想:+3.7%、改定値+3.7%)
・米・4-6月期個人消費:前期比年率+3.6%(予想:+3.2%、改定値:+3.1%)
・米・4-6月期GDP価格指数:前期比+2.1%(予想:+2.1%、改定値:+2.1%)
・米・4-6月期コアPCE:前期比+1.9%(予想:+1.8%、改定値:+1.8%)

《KK》

 提供:フィスコ

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