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【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2015年9月25日

 今週の日経平均終値は17880円51銭、前週末比189円70銭安でした。

 今週は大型連休明けとあって立会いは2日だけ。ただ、連休中に米国株安が進行したり、中国の景気指標の悪化、独VW社の世界的な不正問題などがあって、日経平均は再び1万8000円台を割り込む展開となってしまいました。週足は2週連続の下落。週間安値は2週間前の安値(1万7415円)にかなり接近する水準まで達しています。今のところ日経平均の週足は6週連続で週間の高値を切り下げ中で、8月から始まった調整トレンドに終わりはまだ見えていません。ただ、下値はかろうじて2週間ほど割り込んでいないので、1万7000円台では下げ渋りの動きが出ていることも確かでしょう。8月高値から3000円以上も下げて、値幅的にはそれなりにいい水準に入ってきているともいえます。中国が下げの主因であるだけに一気にアク抜けはできないでしょうが、今後は少しづつ日柄調整へと移行していく可能性が高そうです。来週以降も下値を模索する展開があるでしょうが、日経平均で1万7000円台を割り込むほどの売り込み方は現状ではないもとの思われます。(ストック・データバンク 編集部)

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