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【市況】25日の中国本土市場概況:上海総合1.6%安で反落、インフラ関連に売り


25日の本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比50.34ポイント(1.60%)安の3092.35ポイントと反落した。上海A株指数は52.77ポイント(1.60%)安の3239.04ポイント。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が4.06ポイント(1.30%)安の308.01ポイント、深センB株指数が0.71ポイント(0.07%)高の1025.53ポイントで引けた。

国内景気の先行き不安がくすぶる。国有石油大手各社が設備投資の大幅削減に踏み切ると報じられるなか、各種投資プロジェクトの規模縮小や遅延が連想された。また、EU経済の悪化懸念が浮上したことで、ユーロ圏と結びつきが大きい中国に悪影響が及ぶと警戒されている。

業種別では、インフラ関連株の下げが目立つ。発電設備の上海電気集団(601727/SH)が5.2%安、鉄道建設の中国中鉄(601390/SH)が3.4%安、鉄道車両の中国中車(601766/SH)が3.7%安で引けた。業種別では不動産株や自動車株、素材関連株、消費関連株、IT関連株なども売られている。

【亜州IR】

《MT》

 提供:フィスコ

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