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【特集】イーレックス Research Memo(7):15/3期は2倍以上の増配を行う


■株主還元

イーレックス<9517>は株主還元について、配当を基本としている。配当水準については、中期経営計画の中において、配当性向20%という配当目標を掲げている。

2015年3月期は普通配10円及び記念配10円の合計20円の配当を行った。これはその前年に行った9円配(株式分割調整後の値)から2倍以上の増配であった。2016年3月期については、前期横ばいの20円配を予定している。ただし内訳は普通配20円となっており、普通配の配当のベースを引き上げた形である。2016年3月期の予想1株当たり利益68.66円に基づく配当性向は29.1%となり、前期の22.4%から一段の上昇となる。前述のように、同社は配当性向の目標値を20%としており、今後収益の拡大に応じた配当の更なる増加も期待できよう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《RT》

 提供:フィスコ

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