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2015年09月25日15時35分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):関西電、テルモ、テンプHD、三井不

■関西電力 <9503>  1,401円  +123 円 (+9.6%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 関西電力<9503>が大幅反発。国内大手証券では、電気料金を再値上げしたことから、「原発全停止でも16年3月期の経常利益は大幅に回復する確度が高いにもかかわらず、株価下落で割安感が強まった」と指摘。業績の下振れリスクが低い点も評価される可能性がるとみて、原発全停止でもEPS97円は堅く、コスト削減によりEPS143円も可能と分析。レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に引き上げ、目標株価1880円を継続している。

■テルモ <4543>  3,465円  +290 円 (+9.1%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 24日、テルモ <4543> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の670億円→730億円に9.0%上方修正。従来の5.3%減益予想から一転して3.2%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。米国を中心に海外でカテーテル(医療用細管)の販売が想定より伸びることが寄与。コスト削減による採算改善なども利益を押し上げる。

■ユアテック <1934>  1,098円  +88 円 (+8.7%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 ユアテック<1934>が急反発。東北電力系の電気工事会社で親会社の設備投資増強が追い風となっているほか、省エネ改修工事の提案営業強化で需要を確保し工事単価上昇につなげている。関東にも進出しており、首都圏の東京五輪特需に絡む都市再開発案件も業績に寄与する。「16年3月期営業利益は前期比24減の85億円を会社側では計画しているが、保守的で増額の公算が大きい」(国内中堅証券)とみられている。

■ファンケル <4921>  1,680円  +122 円 (+7.8%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 24日、ファンケル <4921> が月次売上高を発表。8月の連結売上高が前年同月比16.5%増の66.7億円と伸びたことが買い材料。栄養補助食品が同24.9%増の21.4億円と好調だったほか、主力の化粧品も同14.1%増の40.2億円に伸びた。

■テンプホールディングス <2181>  5,310円  +355 円 (+7.2%)  本日終値
 24日、テンプHD <2181> が10月28日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■三井不動産 <8801>  3,315円  +196 円 (+6.3%)  本日終値
 三井不動産<8801>が反発。岡三証券が24日付でレーティング「中立」継続ながら今16年3月期通期業績を連結営業利益で会社側計画の1950億円(前期実績1860億7400万円)に対して従来予想の2022億円から2032億円へ、来期予想を2114億円から2171億円へ引き上げている。中長期的な賃貸利益の増加率は競合他社よりも高いと予想している。

■三益半導体工業 <8155>  1,114円  +65 円 (+6.2%)  本日終値
 三益半導体工業<8155>が後場急上昇。午後1時に150万100株(発行済み株式数の4.23%)を上限とする自社株買い(うち150万株を上限に1株1000円でTOB)と第1四半期(6~8月)決算を発表しており、これを好材料視した買いが入っている。自社株買いの取得期間は9月28日から11月30日までで、うちTOBの買付期間は9月28日から10月26日まで。これによる需給改善への期待感から買いが入っているようだ。一方の第1四半期単独決算は、売上高143億4300万円(前年同期比29.9%増)、営業利益10億5000万円(同44.2%増)、純利益6億7500万円(同34.8%増)だった。スマートフォンや自動車向け中心に半導体シリコンウエハー需要が好調に推移。また、自社開発品の拡販に努めたことも貢献した。なお、16年5月期通期業績予想は、売上高530億円(前期比7.4%増)、営業利益35億円(同37.0%増)、純利益22億円(同29.6%増)の従来予想を据え置いている。

■ロート製薬 <4527>  1,879円  +109 円 (+6.2%)  本日終値
 ロート製薬<4527>が急騰。国内大手証券では、4~6月期の好天、インバウンド効果に続き、7~9月期は新製品が大きく寄与し国内売上高成長が続いていると指摘。同社ならではのユニークな商品開発や、肌ラボ、エピステームなど既存ブランドの活性化が図られている点を評価し、足元の株価下落も、業績堅調な中で割安感が高まったと判断。レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価を2250円から2300円に引き上げている。

■ネクスト <2120>  952円  +52 円 (+5.8%)  本日終値
 ネクスト<2120>が急反発。同社は不動産情報サイトを運営するが業績は好調に推移、株価も9月に入り戻り足を強めている。同社が24日取引終了後、8月度の月次売上高を発表、前年同月比61.8%増と大幅な伸びを示しており、これが株高を支援している。主力の国内不動産情報サービス事業や、同じく売り上げ貢献度の高い賃貸・不動産売買の伸びが全体を押し上げているほか、国内不動産事業者向けはアクセリオン社の買収効果で急増、海外事業は昨年買収したスペインのトロビット社の寄与で前年同月比145倍に拡大するなど飛ぶ鳥を落とす勢い。

株探ニュース

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