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【市況】欧州大手証券、現在の市場環境は事業会社にとって格好の「押し目買い」好機

 UBS証券では、投資主体の動きとして、海外投資家が強烈に売り浴びせる一方、信託銀行と事業会社の非常に強い買い越しが見られ始めていると指摘。「信託銀行=GPIFを筆頭とした公的年金主体」、「事業会社=自社株買い」と想定して、日本株市場が好調な状態が継続していたため、買いあぐねていた事業会社も多かったと推測。その意味では、現在の市場環境は彼らにとって格好の「押し目買い」好機との見方で、事業会社の動きが本当に下支え効果を発揮しているなら、そう遠くない過去に自社株買いを公表し、流動性に対するインパクトの高い銘柄は相対的に底堅く推移する可能性が高いと解説。
 8月以降に自社株買いを発表し流動性インパクトの高い銘柄として、アルフレッサホールディングス<2784>、中電工<1941>、ココカラファイン<3098>、福山通運<9075>、紀陽銀行<8370>、トヨタ自動車<7203>、NTT<9432>、久光製薬<4530>、横浜銀行<8332>、千葉銀行<8331>、ソフトバンクグループ<9984>、テルモ<4543>、ユニ・チャーム<8113>、青山商事<8219>を紹介している。
《MK》

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