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【材料】有沢製が底値圏でGC示現、中国向けスマホ減速も高ROE・低PERで売られ過ぎ是正へ

 有沢製作所<5208>が反発、全体相場の急落に引きずられて前日に41円安と大きく値を下げたが、きょうは売られ過ぎとみた買いを誘っている。
 同社は中国向けを大口顧客としてスマートフォン用フレキシブル基板材料など電子材料が好調に推移していたが、中国経済の停滞感が強まるなかで8月以降は急な調整を強いられていた。しかし、スマホ向け電子材料は好調を堅持する一方、世界的な増産指向にある航空機向け内装材が収益に貢献して16年3月期は営業利益段階で2ケタ増益を確保する見通し。10%を超える高ROEにかかわらず、PBRが0.5倍台と解散価値の半値水準に放置されており株価指標面から押し目買いを誘う。また直近は底値圏で5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現、両移動平均線のゴールデンクロスは5月12日以来でテクニカル的にも買い場を示唆する。

有沢製の株価は13時48分現在713円(△11円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年09月25日 14時00分

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