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【材料】村田製が3日続落、国内大手証券は「コンセンサスは依然楽観的な印象」と指摘

 村田製作所<6981>が3日続落。前日比445円(2.8%)安の1万5675円まで売られている。きょうは、SMBC日興証券が村田製の目標株価を引き下げたことが確認されている。
 同証券では、ハイエンドスマートフォンの販売数量伸び悩み、中国スマートフォンの販売数量減少リスク、自動車の生産台数の低迷等を織り込み、目標株価は1万6000円から1万5200円へ引き下げた。投資評価は「3(アンダーパフォーム)」を継続。「9月24日時点の17年3月期QUICKコンセンサス営業利益は3084億円と増益を見込んでおり、依然楽観的な印象」と指摘したうえで、同証券は売上、利益ともほぼ横ばいを予想するほか、「下期以降、スマートフォン向け部品の失速顕在化など、株価にマイナスの材料が続く可能性はまだ残されている」との見解を示している。
《MK》

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