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【材料】住友ベークが新安値、高機能プラスチック想定下回り上期業績予想を下方修正

 住友ベークライト<4203>が3日続落し新安値。24日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1130億円から1050億円(前年同期比5.2%増)へ、営業利益を同65億円から47億円(同1.2%減)へ、純利益を同43億円から20億円(同38.9%減)へ下方修正しており、これを嫌気した売りが出ている。
 半導体封止材料がスマ-トフォンやパソコン向け需要に力強さがないことに加えて、高機能プラスチック事業も中国・東南アジア市場の低迷で、売上高が予想を下回る見込みとなったことが要因。また、半導体パッケ-ジ基板材料「LαZ」について、宇都宮工場へ生産の集約・統合を推進するのに伴い、静岡工場の生産設備について減損処理することも最終利益を押し下げる要因としている。

住友ベークの株価は9時4分現在438円(▼9円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年09月25日 09時10分

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