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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株安も値ごろ感から押し目買い優勢

 25日の東京株式市場は売り買い交錯もやや買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比46円高の1万7618円と反発。前日の米国株市場ではNYダウが一時260ドル強の下げをみせ、大引けは下げ渋ったものの3日続落と軟調、それに先立つ欧州株も軒並み下落し、独DAX指数は新安値に売られるなどリスク回避の流れが続いている。ただ、日経平均は大型連休前の前週末18日と前日の2日間合計で860円の下げをみせており、目先は突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いも想定されるところ。イエレンFRB議長が24日の講演で年内の利上げが適切との見解を示し、これは為替市場ではドル高・円安の材料となり、輸出株中心に押し目買いの足場となる可能性がある。足もとは1ドル=120円20~30銭近辺の推移で前日と同水準でのもみ合い。寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種前後が高く、値上がり上位に医薬品、その他金融、保険、金属製品、その他製品など。一方、値下がりでは海運、ゴム製品、鉄鋼など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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