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【市況】個別銘柄戦略:物色のは行色など強まる可能性も


株式市場の先行き不透明感から、積極的な権利取りの動きなどは期待しにくいものの、配当権利取りの再投資といった需給面は下支えになろう。全般的にはやや戻りを試す動きが想定される。前日に下げの目立った景気敏感株だが、米キャタピラーの株価下落などを受けて、本日も建設機械株を中心に下値模索の可能性。半導体関連株なども戻りは鈍くなりそうだ。一方、VWショックが広がった自動車関連株だが、自動車メーカーに関しては、今後のシェア上昇期待なども高まる格好から、見直しの動きに転じる公算。また、原油価格の上昇を受けて、資源関連株の反発力などにも関心が高まろう。ほか、前日に強い動きとなった小売セクターだが、比較的9月の月次動向は良好な状況となっている。あらためて業績への安心感に注目が向かう余地も。ほか、政策期待としては保育・介護などの関連銘柄に関心が向かいそう。

《KS》

 提供:フィスコ

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