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【通貨】明日の為替相場見通し=イエレン議長の発言注視

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言内容などに左右されそうだ。想定レンジは、119円50~120円50銭。この日は、秋の大型連休明けで久々の東京市場での取引となった。朝方は120円30銭前後での取引が続いたが、株式市場で日経平均株価が下落すると、リスク回避姿勢が強まり一時119円80銭台まで値を下げる場面があった。ただ、119円80~90銭前後のレンジでは下値を拾う動きが強く、売り一巡後は120円ラインを巡る一進一退となった。今晩は米8月耐久財受注や米8月新築住宅販売件数の結果が発表され、その内容にニューヨーク市場の動向は左右されそうだ。また、イエレン議長の講演が市場の関心を集めている。同講演は日本時間での翌日の午前6時から予定されているが、一般的な内容で終わればリスクオフ姿勢の継続でドル安要因となる可能性もある。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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