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【材料】東レが反発、ボーイングの大規模受注でCFRP特需に思惑

 東レ<3402>が反発。一時前週末比43円高の1062円まで買われる場面があった。世界の民間航空機需要が拡大基調を強めており、機体や設備、素材、部品など航空機分野に展開する日本メーカーはその技術力の高さから、米ボーイングや欧州エアバス関連の受注が収益の糧となっている。そのなか、ボーイングは23日、中国から小型機を中心に300機を受注したことを発表、受注額は約380億ドル相当(日本円にして4兆5600億円)という大規模なもので、これが航空機向け炭素繊維複合材(CFRP)世界トップシェアの同社への買いに反映されている。また、同じくCFRPを積極展開する帝人<3401>もエアバス向けが主体とはいえ、買いが先行している。

東レの株価は13時27分現在1055.5円(△36.5円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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