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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:しまむら、クスリアオキ、日本オラクル、明治HD

■しまむら <8227>  12,260円  +860 円 (+7.5%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 しまむら<8227>が急伸。同社は23日に、9月度(8月21日~9月20日)の月次売上高速報を発表。ファッションセンターしまむらの既存店売上高は前年同月比16.8%増となり、5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されているようだ。全店ベースの売上高は同18.8%増で、5カ月連続のプラス。昨年に比べて気温が低い日が多く、トレンドのコーディガンやブルゾン、ニットベストなど秋物の動きが好調だった。

■クスリのアオキ <3398>  6,130円  +420 円 (+7.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 クスリのアオキ<3398>が3連騰。大和証券が18日付で、投資判断「1」、目標株価6500円でカバレッジを開始したことが好材料視されている。同証券では、年15%増以上の新規出店の継続に加えて、調剤売上高の伸長や、高速出店した新店の2年目の貢献により、今後も既存店売上高が好調に推移すると見込んでおり、成長ポテンシャルは業界トップクラスと評価。また、中期的にも2ケタ増益基調が続くと予想している。

■錢高組 <1811>  619円  +42 円 (+7.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 銭高組<1811>は3日続伸。日証金が18日、銭高組株を24日約定分から制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う貸借取引の申し込み停止措置をとると発表した。ただし、弁済繰り延べ期限の来た買いの現引きは除く。 信用取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方があるなかで、きょうは買いが優勢となっている。

■日本オラクル <4716>  4,940円  +250 円 (+5.3%)  11:30現在
 18日、日本オラクル <4716> が決算を発表。16年5月期第1四半期(6-8月)の経常利益(非連結)が前年同期比9.0%増の112億円に伸びたことが買い材料。新規顧客からのライセンス契約と既存顧客からの契約更新がともに伸びたアップデート&プロダクト・サポート事業が収益を牽引した。

■八十二銀行 <8359>  852円  +43 円 (+5.3%)  11:30現在
 18日、八十二 <8359> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の360億円→440億円に22.2%上方修正。減益率が24.8%減→8.1%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。資金運用利益の増加に加え、与信費用が想定を下回ることが利益を押し上げる。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の9円→13円(前期は15円)に増額したことも好感された。

■明治ホールディングス <2269>  17,490円  +510 円 (+3.0%)  11:30現在
 明治ホールディングス<2269>が反発。同社は18日、独自開発のホエイペプチドが、少量摂取時に筋合成を強く促進することを動物試験で確認したことを発表した。運動後のラットに独自開発のホエイペプチド「パワーペプチド」またはホエイタンパク質を与えた際の筋肉の合成速度に与える影響を評価。その結果、パワーペプチドはホエイタンパク質と比較して少ない摂取量で骨格筋合成速度を高め、筋肉の合成を強く促進することを明らかにしている。パワーペプチドはホエイタンパク質と比べ、少量摂取でカラダづくりに有効な食品素材である可能性が示されており、今後の食品素材への活用が期待される。

■花王 <4452>  5,175円  +138 円 (+2.7%)  11:30現在
 花王<4452>が反発。ドイツ証券が新規に投資評価「ホールド」、目標株価5300円でカバレッジを開始したことが確認されている。同証券は、「着実な成長は株価に十分反映されており、収益モメンタムは来年度以降減速する」との見解を示している。

■ゴールドウイン <8111>  964円  +21 円 (+2.2%)  11:30現在
 ゴールドウイン<8111>が3連騰。ラグビーワールドカップ2015イングランド大会で、日本が優勝候補の一角である南アフリカに勝利したことを受けて、公式レプリカユニホームやウエアの販売好調が伝わっており、販売する「カンタベリー」を展開する同社に関心が高まっているようだ。また、同じくラグビー関連製品の販売増への期待から、アルペン<3028>、ヒマラヤ<7514>などへも買いが入っている。

■雪印メグミルク <2270>  2,156円  +45 円 (+2.1%)  11:30現在
 雪印メグミルク<2270>が朝安後切り返している。同社はきょう午前11時に、固定資産譲渡益82億円を16年3月期第2四半期に特別利益として計上する見込みだと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。譲渡する資産は、旧横浜チーズ工場(横浜市)の土地・建物で、譲渡先は非公表。第2四半期および通期業績への影響は現在精査中としており、修正が必要になった場合は速やかに公表するとしている。

■Aiming <3911>  1,335円  +22 円 (+1.7%)  11:30現在
 Aiming<3911>が3日続伸。11時ごろに、同社とマーベラス<7844>が共同事業として提供中のスマートフォン向けMMORPG(大規模多人数参加型ロールプレイングゲーム)「剣と魔法のログレス いにしえの女神」が、累計700万ダウンロード(DL)を突破したと発表しており、これを好感した買いも入っているようだ。「剣と魔法のログレス いにしえの女神」は、13年12月にサービスを開始して以降、多彩なジョブや装備、スキルを駆使したコマンドバトルなど王道のRPGでありながら、片手で全国のユーザーと冒険やチャットを楽しめることが受けて人気化。9月1日からは新テレビCMも放映されており、今後は海外を含め、さらなるユーザー数の拡大を図るという。

■アリアケジャパン <2815>  4,550円  +75 円 (+1.7%)  11:30現在
 アリアケジャパン<2815>が続伸。SMBC日興証券が18日付で目標株価を6170円から5210円へ引き下げたが、投資判断「1」を継続していることや、会社予想を上回る業績予想に変更はないこと、さらに時価とのカイ離の大きさなどから、買いが入っているようだ。同証券では、目標株価の引き下げはカバレッジ食品株の平均株価下落を目標株価算出モデルへ反映させた結果であるとしており、16年3月期営業利益予想は会社予想の79億3300万円を上回る82億1000万円、17年3月期は同95億3000万円と予想。コンビニエンスストア、レストラン、加工食品向けと、いずれも売上高は順調に拡大しているほか、海外事業も順調と評価している。

■ローソン <2651>  8,450円  +140 円 (+1.7%)  11:30現在
 ローソン<2651>が反発。同社は18日、ポプラ<7601>と新たに店舗レベルでの業務提携で基本合意、新店舗ブランドとして「ローソン・ポプラ」と冠したダブルブランド店を新設することを発表した。今回の提携では、山陰地区でトップシェアを持つローソンと、特長ある商品づくりで支持されているポプラとの共同運営会社を設立し、山陰地区で「ローソン・ポプラ」店を展開する。この店舗では、ローソンFCパッケージを採用し、品揃え面ではポプラの強みである“ポプ弁”も販売。加えて全国のマイクロ・マーケット(小規模商圏)市場の開拓でも連携、マイクロ・マーケット店舗を2015年度30店舗、16年度50店舗、17年度以降は年70店舗を展開する予定。

■ニトリホールディングス <9843>  9,700円  +160 円 (+1.7%)  11:30現在
 ニトリHD <9843> が月次国内売上高を発表。9月度(8月21日~9月20日)の既存店売上高が前年同月比7.4%増と、5ヵ月連続で前年実績を上回ったことが買い材料。気温の低下で秋冬物のカバー付ふとんセットの販売が伸びたほか、テレビCM効果でバスケットやシェルフなどの「見せる」リビング収納用品が好調だった。また、自社製品のマットレスやランドセル、学習机が前年実績を大きく上回り順調に伸びている。

●ストップ高銘柄
 東京鋼鐵 <5448>  466円  +80 円 (+20.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アール・エス・シー <4664>  712円  +100 円 (+16.3%) ストップ高買い気配   11:30現在

●ストップ安銘柄
 なし

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