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【市況】東京株式(前引け)=米株安引き継ぎ大幅続落

 24日前引けの日経平均株価は前週末比422円安の1万7647円と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は11億4862万株、売買代金概算は1兆3052億1000万円。値上がり銘柄数は365、対して値下がり銘柄数は1455、変わらずは79銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、世界景気の先行き不透明感が強まるなか米国株市場でNYダウが下落基調を強めており、この動きに連動するかたちでリスク回避の流れが強まった。日経平均は、前日のシカゴ日経平均先物12月物の清算値1万7575円にサヤ寄せするかたちで1万7600円台まで水準を切り下げた。半導体や自動車など輸出関連株への売りが顕著で、特に自動車関連は部品や部材関連企業も含めて独フォルクスワーゲンの排ガス試験に絡む不正問題が影響しているとの見方も強い。
 個別ではソフトバンク<9984>が商い増勢も大幅売り先行で急落。トヨタ<7203>、マツダ<7261>など自動車株も軟調。日本ガイシ<5333>が大幅安、ファナック<6954>、任天堂<7974>などの下げもきつい。半面、肥後銀<8394>、鹿児島銀<8390>が物色人気、クスリのアオキ<3398>、日本調剤<3341>も値を飛ばした。7&iHD<3382>も買われた。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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