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【材料】ソフトバンクの下げ加速、2年ぶり6000円大台割れ

 ソフトバンクグループ<9984>の下げが加速、一時400円を超える下げで5800円台まで売り込まれた。同社株が6000円大台を割り込んだのは2013年8月以来約2年ぶりとなる。8月初旬に発表した過去最大の1200億円を上限とする自社株買いや、ニケシュ・アローラ副社長が、個人で約600億円を投じ同社株を取得する方針を示すなど話題を提供し、8月は全体相場波乱で主力株総崩れとなるなか強さを発揮したが、その反動がここにきて一気に出ている格好だ。「機関投資家のリスク回避の売りに加えて、信用で買い込んでいた個人投資家の追い証発生を嫌った投げが追い打ちをかけている」(国内準大手証券)という。8月中旬以降は国内外証券会社の投資判断も一部を除き、概ね目標株価を引き下げる動きが相次いでおり、同社株にとって風向きの悪さが改めて意識されている。

ソフトバンクの株価は10時43分現在5918円(▼352円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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