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【材料】新日鉄住金など鉄鋼株が安い、中国不安で売り先行 ドイツ証は「悪材料に過剰反応」とも

 新日鉄住金<5401>やジェイ エフ イー ホールディングス<5411>など鉄鋼株が安い。新日鉄住金は一時、連休前の18日に比べ11.7円(4.9%)安の225.3円まで売られ年初来安値を更新した。23日に発表された9月の財新・中国製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)は47.0と6年半ぶりの水準に悪化。中国景気の先行き不安が再度、強まったことが警戒されているほか、中国人民元の不透明感も懸念要因となっている。ただ、ドイツ証券は21日「市場は中国人民元の切り下げを過度に懸念している」と指摘。ファンダメンタズと人民元はいずれも安定しつつあり、両銘柄ともにPBRは1倍以下で「バリュエーションは魅力的」とみている。同証券では、目標株価は新日鉄住金を349円から285円、JFEを3529円から2276円に引き下げたものの、レーティングの「バイ」を継続している。

新日鉄住金の株価は10時19分現在226.3円(▼10.7円)
JFEの株価は10時19分現在1672.0円(▼109.0円)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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