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【市況】10時時点の日経平均は先週末比371円安、独VW問題でトヨタ、マツダなど車関連が安い


10時時点の日経平均は先週末比371.14円安の17699.07円で推移している。日本が連休中に発生した独フォルクスワーゲンによる不正ソフト問題が嫌気されて、連休明けの東京市場は売り優勢でスタート。海外株の不安定な動きを背景に先物市場では売りが強まっており、225先物は17600円台で推移している。明日の権利付最終売買を意識した動きは今のところ観測されていない。

規模別株価指数では大型株の下げが目立っている。業種別では機械、非鉄金属、鉄鋼、ガラス・土石、証券が先週末比3%超の下げとなっている一方、小売、繊維、食料品、空運、陸運が上昇。売買代金上位銘柄では、トヨタ自<7203>、マツダ<7261>、ホンダ<7267>など自動車関連がさえないほか、年初来安値を更新したソフトバンクG<9984>は6000円の大台を下回る格好に。一方、JT<2914>、NTT<9432>、セブン&i<3382>がしっかり。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

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