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【市況】【今日の相場見通し】 本日の予想レンジ 17,600円~17,900円。 

 連休中の米株式市場は、世界的な景気減速懸念の高まりより軟調な展開が続き、5営業日で400ドル近く下落。その影響でシカゴの日経平均先物も週末に比べ、425円安と大きく値下がりしているだけに、東京市場の朝方も売り先行から18,000円の大台を大きく割り込んでの取引開始となりそうだ。

 一巡後は、中国9月財新/製造業PMI・速報値が予想を下回る結果となったことから、中国関連セクターは大きく売られそうで、欧州関連セクターも、為替市場でユーロが対円で大きく下落していることを懸念し、処分売りから軟調な値動きとなりそうである。

 テクニカル的には、ボリンジャーバンドの-1σ(17,750円前後)を、ローソク足の実体(始値と終値の両方)で維持出来るかがポイントで、割りこんでしまうと再び最安値を模索する可能性が高い。ただ、ここを維持出来れば-1σ~中心線(18,526円前後)のレンジ内取引継続から底固めの展開が続く公算である。

 新興市場のジャスダック平均は、日経平均と同様にボリンジャーバンドの-1σが目先の下値メドとなり、-1σ(2,429ポイント前後)~中心線(2,522ポイント前後)の間で推移することが想定され、マザーズ指数は、一目均衡表の転換線(758ポイント)が下値支持線として意識され、維持出来ない場合は700ポイントまでの調整も考えられそうだ。

 本日の予想レンジ 17,600円~17,900円。(ストック・データバンク 編集部)

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