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【通貨】NY為替:ドル・円は120円29銭、ECB総裁の議会証言はサプライズなくユーロ反発


23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円55銭まで上昇後、120円05銭まで反落し120円29銭で引けた。米国9月の製造業PMI速報値が悪化予想に反して8月と同水準にとどまったことを好感し、一時ドル買いが優勢となった。その後、6年半ぶりの低水準に落ち込んだ中国の製造業PMIを受けた世界経済への懸念や原油安に、リスク回避の円買いが再燃した。


ユーロ・ドルは、1.1115ドルから1.1213ドルまで上昇し1.1183ドルで引けた。ユーロ・クロス絡みの買いに加え、ドラギECB総裁の議会証言ではサプライズがなく、また、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が追加量的緩和(QE)に慎重な姿勢を見せたことから、ユーロのショートカバーが優勢となった。ユーロ・円は133円69銭から134円68銭まで上昇した。


ポンド・ドルは、1.5307ドルから1.5221ドルまで下落。ドル・スイスは、0.9736フランへ下落後、0.9802フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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